注文住宅の工事が始まりました。

年度が変わると、住宅に関する様々な助成金や補助金の新規、変更、追加などが出てきます。住宅建築をお考えの方は、そういった制度をうまく活用するためにも余裕をもった計画が必要です。また着工から完工まで3~4か月程度かかりますので、時期よっては雨が多かったり、台風が来たり、というようなことも念頭にされるといいかもしれません。また、メーカーの価格変更や商品の入れ替えによる廃番や価格変更も起こる可能性がありますので、こちらも注意が必要です。

今回、注文住宅の受注をいただきましたK様邸の工事が始まりました。こちらはスーパーウォール工法という方法で建築していきますが、大きな特徴としては、①高気密高断熱性能で、気密性を高めるため、あらゆる隙間をなくし、熱損失を減らします。また気密性が高いということは虫などの害虫が入ることを防ぐことにもつながります。断熱については高性能な硬質ウレタンフォームを使用したパネルと高断熱サッシを組み合わせることで、断熱性能を向上させます。②計画換気システムは気密性が高くなった建物内の空気の給気と排気を機械で行うことで、確実な換気を可能とします。また、フィルターを通すことで花粉やホコリをシャットアウトする特徴があります。最後に③耐震性能というところです。こちらは木造軸組とパネルを組み合わせた高耐震モノコック構造(箱型構成)にすることで壁倍率を向上させています。もちろん、通常の木造住宅よりも少し割高ですが、快適で安心な居住を家族のために検討されてはいかがでしょうか。