入退去のいろいろ

3月に入ると入退去が活発になる異動(移動)時期がやってきます。当社、管理物件でも毎年この時期になると退去の連絡が入りますが、ほとんどの物件について退去の申入れは解約日の1か月前以上となっております。この時期は転勤で県外から異動してくる方が多い為、退去前に物件が成約してしまうことが多く、良い物件の空予定も出る可能性はありますが、空室になってから内見して決めることが難しい時期でもあります。県外から引っ越しをされる方は物件資料を参考に決めることがほとんどで、今日、空予定がでても明日には申込が入るような状態です。そのような中で気をつけることは、物件資料と実際の物件の設備や間取りが微妙に間違っている場合があります。特に多いのが、間取り図と実際の間取りで左右反対の場合や、図面と部屋の広さが違う事などです。前者は間取り自体は同じなのに左右反対になっていることで、反転タイプの物件に多いです。隣の部屋の間取り図との間違いです。後者は例えば6帖の間取り図なのに現況は5帖しかないような広さの場合です。これは、畳の枚数で表しているので、畳1枚当たりの広さの違いです。最近は㎡数で表示する物件も増えてきましたが、壁の芯か壁の内側からの寸法出しかで変わります。それから、意外と後悔するのが駐車場の場所です。車の大きさも色々ですので、普通車スペースでも狭かったり、出し入れが大変なスペースだったりしますので、前もって確認することをお勧めいたします。入退去で行うことは様々ですが、困ったことがあれば当店へご相談ください。