工務店やハウスメーカーの家の建て方はそれぞれ特徴がある場合があります。自然素材を使用した家、床暖の家、鉄骨と木材を掛け合わせた家など様々です。日本は風土の性質上、住環境の進化(変化)は凄まじいものがありますね。地震、台風、気温(湿度)、に対応した家や、最近ではアレルギーや省エネ、ゼロエネルギーに対しても意識が高くなってきています。大工さんもノミやカンナを使って柱を削ったり掘ったりは一昔前。今はプラモデルのように組み立てる家がほとんどで、施工期間も短縮されています。家は一生のお買い物と言われておりますが、数十年もの生活の中で、子どもや家族の生活環境の変化に対応する家を造るのはなかなか難しいことです。そのような中、日本の企業が3Dプリンターを使った家の開発に成功したニュースを見ました。施工期間が約1日で価格は500万程度とのこと、屋根と壁が一体型で近未来的なデザインですが、建築基準法もクリアしているそうで、これからの住宅市場にも価格破壊が起こるかもしれません。ただ、こういったものが市場に認知され出回るようになるのは、まだまだ先の話でしょうし、建築関係団体などとの共存も図る必要があります。将来の住宅は一生に1度の買い物から、2度3度となるのかもしれません。一家に1台の3Dプリンター時代も来るかもしれませんね。自分でデザインして3Dプリンターで家をつくるとか楽しそうです。