住宅を取得するとき、多くの人が金融機関から資金を借入して、数十年の返済を毎月していきます。その中で、支払いが出来ずに住宅を手放すこともあります。その場合、競売にかけてられて負債の返済をすることになりますが、競売前に任意売却期間があり、その期間内で売却することもあります。任意売却では債権者から代理を受けた債権回収業者が入り、不動産会社が物件の査定を行い、販売価格を決定していきます。その後、指定流通機構(レインズ)へ登録して販売を開始します。競売にかかる前に購入者が決定すれば、様々な書類を提出して契約、決済を行います。競売よりも市場価格に近い値段で売却することも可能ですので、残債が消えて数百万のお金が手元に残ることもあります。可能であれば、任意売却のさらに前の段階で、毎月の支払いが滞る前に売却を決断されたほうが、遅延損害金などの費用が不必要になったり、ある程度、希望通りの価格で販売することができますので、更に手元に残る資金が増える可能性がでます。何より、家族やご自身の心にかかる負担もかなり軽減することができますので、早めのご相談をお待ちしております。
